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新年度ごあいさつ


新年度がスタートしました。そして今日は5月より変わる新しい元号が発表となりました。「令和」新たな名前に込められた「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という素敵な意味を知り、新たな時代の幕開けがとても楽しみになりました。

enega和プロデュース「たまり場創出プロジェクトの第一弾『自習室』」の活動もいよいよ4年目に突入です。これも玉川町会のみなさまのお気持ちと地域の皆さまに支えていただいているお陰です。私たちの活動を応援いただいている世田谷区や企業のみなさまにも心より感謝申し上げます。

自習室には中学生、高校生、大学生とこれから楽しみな、たくさんの若者が集います。この3年間そんな若者から私自身多くのことを教えてもらいました。改めて他世代とつながりを持つことの素晴らしさを知りました。自習室を運営している私たちは子育て、親の介護、自分自身の体の変化。。。と様々な状況を抱え、忙しい世代。自分の人生を歩みながらも、待ったなし!で子どもの成長や親の老いに寄り添う。いくつもの人生に寄り添う日々を同時に走らせています。私自身もここ数年はそんな日々でした。そんな中、仲間の存在の有難さや、やるべきことや帰れる場所の有難さが身にしみました。忙しい時期だからこそ、自分自身の居場所もしっかりと確保して行かなくてはいけないと感じています。子どもはやがて手から離れ、親に寄り添うその役割も終わってゆきます。結局のところ、責任を持って生きてゆかなくてはいけないのは「自分自身の人生」。そんなことを昨年は強く感じました。グローバルなことに目がいき、海外へと関心がいきがちですが、自分が過ごすグローカルに目を向け、心地よいつながりを作ってゆくことをenega和では大切にしてゆきたいと思います。

私たちが手掛ける「ヒトを知り、ジブンを広げるプログラム」にご登壇いただく皆さまが口々に仰ることは、「次の世代に残してあげられることは教育」。その通りだと思います。様々な人に接し、多様な価値観に気付きながら自分らしく生きてゆく。子ども達にはそんな機会をプレゼントしてゆきたいです。そして、enega和には、私よりもお兄さんやお姉さん達が力を貸してくださっています。素敵なキャリアや考えに触れるたび、次の世代への継承もやはり、私たちの大切なミッションだと感じます。私たち世代の横のつながりを大切にしながら、「多世代がつながる」そんな機会を4年目は広げてゆきたいと思います。

enega和 代表 小田直子

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