第8回を迎えたenega和主催のイベント「ヒトを知り、ジブンを広げるプログラム 」
会場の玉川町会会館は、講演開始前から中高生や保護者、地域の方々でいっぱい。満員御礼です。
今回のゲストは、大学時代からアフリカに興味を持ち、卒業後はルワンダに渡って事業を立ち上げた牧野広太さん。アフリカでの生活や仕事についてお話しいただきました。
ルワンダに行くきっかけとなった人との出会い。
最初に考えていた事業のアイディアが敢え無く失敗に終わってしまったこと。
はじめのうち英語は苦手だったけれど、臆せずどんどん人に会いにいったこと。
そして、メイズ(とうもろこしの粉)をお隣のコンゴ共和国に販売する事業を立ち上げたこと。
単身遠い国へ渡り、たくましく生きている牧野さんのお話しに参加者の皆さんも興味津々。次々と質問が飛び出します ― ルワンダの人たちの暮らしについて。牧野さんの子供時代のこと。夢をどうやって実現したのか、などなど。
聞けば、野球少年だった小学生のころから既に「社長になりたい」という想いがあったのだそうです。中学生、高校生になってもその気持ちを持ち続け、本田宗一郎や松下幸之助といった名だたる経営者の著作等、200冊以上の本を読破したことによって、そのエッセンスが牧野さん自身の事業への取り組み方に自然と生かされることに。
ルワンダでの生活は、食事など大変な部分もあるそうですが、それに勝る信念や目標があるからこそ続けられるのでしょう。
加えて、現在の事業を人生100年という長いスパンのなかの一つのチャレンジとして捉えている旨のお話しもありました。
最後に、会場に集まった中高生たちには「どんな道を選択しても間違いということはない。ただ、その時に自分が本当に良いと思えるものを選ぶことが大事。」という心強いメッセージを頂戴しました。
御自身の長所として、行動に移すときの大胆さ、そしてバランス感覚が優れていること、をあげていらっしゃった牧野さんですが、そのように自分を見つめ、長所を伸ばし活かしていくことによって更に可能性が広がるのかもしれませんね。
牧野さん、素敵なお話しをありがとうございました。
参加者の皆さま、寒い中お運びいただきありがとうございました。
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